ほぼテク7月7日SaaSサービスの利用規約のひな型をGPT、Bardで作ってみました！
ほぼテク読者の皆様、いつも大変ありがとうございます！
我妻裕太です。
本日もよろしくお願いいたします。
GPTに関する連続投稿約73日目です！
今日の仙台は雨ですが、テクノロジーの空は今日も快晴です！
週の真ん中水曜日、土日はこちらGJTのサイトから情報発信いたします。
本日のテーマはこちら↓
利用規約を考えてみよう！
クラウド全盛の2023年ですが、日々様々なクラウドサービスがリリースされています。
弊社もクラウドサービスを提供しています。
その時に結構困るのが今回の利用規約どうするか問題です。
一度作ってそれを再利用すればいいという考えもあるのですが、真面目な私は再利用するのではなく、毎回ちゃんと考えて作りたい！そんな思いもあります。
ただ、公的な文書になるので、結構初案を作るのが大変で、色々と考えてしまうとあっというまに時間が過ぎてしまいます。
そんなときに大好きChatGPTとGoogleBardですね。
今回は3大LLMに利用規約の初案を書いてみてもらいましょう！
今回の実験ルールは以下の通りです。
【ルール】
弊社のサービスを想定したサービスの利用規約を生成してもらう。
GPT-3.5、GPT-4、GoogleBardで実験する。
プロンプトは以下で実行します。
【プロンプト】
あなたは弊社の優秀な法務担当です。
以下のSaaSサービスの利用規約を書いてください。
サービスの内容：
（サービスの内容）
最初はスピードスターGPT-3.5
【利用規約】
この利用規約（以下、「本規約」といいます）は、SaaSサービス「Taskly」（以下、「本サービス」といいます）の利用条件を定めるものです。
本サービスの提供者である弊社と、本サービスを利用するユーザーとの間の関係を明確にするため、以下の通り規定します。
第1条（適用範囲）
本規約は、ユーザーが本サービスを利用する際の一切の行為に適用されます。
本サービスの利用に関する契約が別途存在する場合、その契約の内容が本規約と異なる場合には、その契約が優先されます。
第2条（利用登録）
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、弊社が指定する方法により利用登録を行う必要があります。
利用登録の際に提供される情報は、必要な項目を正確かつ完全に入力するものとします。
ユーザーは、登録情報に変更があった場合、遅滞なくその変更を弊社に通知するものとします。
第3条（利用料金）
本サービスの利用には、一定の利用料金がかかります。利用料金の詳細については、別途弊社が定める料金表等により公表します。
ユーザーは、利用料金について弊社が指定する方法に従い、適切に支払うものとします。
第4条（禁止事項）
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の行為を行ってはなりません。
法令に違反する行為や公序良俗に反する行為
本サービスの運営を妨げる行為や他のユーザーの利用を妨害する行為
第三者の知的財産権やプライバシー等を侵害する行為
本サービスのシステムに対する攻撃や不正アクセスを行う行為
弊社の営業秘密等を漏洩する行為
その他、弊社が不適切と判断する行為
第5条（知的財産権）
本サービスに関する知的財産権は、弊社または正当な権利を有する第三者に帰属します。
ユーザーは、本サービスの利用に際して、弊社から明示的に許諾された場合を除き、本サービスに関する知的財産権を侵害する行為を行ってはなりません。
第6条（免責事項）
弊社は、本サービスの利用によって生じる直接または間接の損害について、一切の責任を負いません。
弊社は、本サービスの中断、停止、終了、利用規約の変更等によって生じるユーザーの損害についても、一切の責任を負いません。
第7条（利用規約の変更）
弊社は、必要と判断した場合には、ユーザーに通知することなく本規約を変更することがあります。
ユーザーは、本規約の変更後も本サービスを利用することにより、変更後の利用規約に同意したものとみなされます。
第8条（準拠法及び管轄裁判所）
本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。本サービスに関して紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
以上が、SaaSサービス「Taskly」の利用規約となります。ユーザーは本規約に従い、本サービスを利用してください。
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おぉ、相変わらず早くていいですね。
内容もしっかり書いてくれているような気がします。
一般的なSaaSサービスに見られる内容を反映しており、明確で理解しやすいものだと思われます。
知的財産権などにも触れてくれているので、大変助かります。
一瞬で出てしまうはやはりすごい！
続いては知的スターGPT-4
Taskly利用規約
第1条（適用）
本利用規約（以下「本規約」といいます。）は、Taskly（以下「本サービス」といいます。）の利用条件を定めるものです。
登録ユーザーの皆様（以下「ユーザー」といいます。）には、本規約に従って本サービスをご利用いただきます。
第2条（利用登録）
本サービスに登録されたい方は、本規約に同意の上、所定の登録手続きを行うものとします。
当社は、登録申込者が以下の各号に該当しない場合、本サービスの利用を承認します。
既に利用登録が取り消されたことがある者
その他、当社が利用登録を適当でないと判断した場合
第3条（ユーザーID及びパスワードの管理）
ユーザーは、自己の責任において、ユーザーID及びパスワードを管理するものとします。
ユーザーは、いかなる場合にも、ユーザーID及びパスワードを第三者に利用させることや、譲渡・変更等を行ってはならないものとします。
第4条（禁止事項）
本サービスの利用に際して、以下の行為を禁じます。
法令または公序良俗に違反する行為
犯罪行為に関連する行為
他のユーザーまたは第三者の知的財産権、プライバシー等の権利や利益を侵害する行為
当社、他のユーザーまたは第三者を誹謗、中傷または恐れ入る行為
本サービスの運営を妨害する行為
不正アクセスをし、またはこれを試みる行為
その他、当社が不適切と判断する行為
第5条（本サービスの提供の停止等）
当社は、以下のいずれかの事由があると判断した場合、ユーザーに事前に通知することなく本サービスの全てまたは一部を停止または中断することがあります。
本サービス用設備の保守チェック又は作業を行う場合
地震、雷雨、火災、停電等の天災により本サービスの提供ができなくなった場合
コンピューター・通信回線等が事故により停止した場合
その他、当社が本サービスの提供が困難と判断した場合
第6条（著作権）
ユーザーが本サービスを利用して作成したテキストや画像などの著作物についての著作権は、該当ユーザーまたはその他の既存の権利者に帰属します。
第7条（利用制限および登録抹消）
当社は、以下の場合には、事前の通知無しにユーザーに対して本サービスの利用制限やユーザー登録を抹消することができます。
本規約のいずれかの条項に違反した場合
登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
その他、当社が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
第8条（保証の否認及び免責事項）
当社は、本サービスの利用から生じる一切の損害について、一切の責任を負いません。
第9条（サービス内容の変更等）
当社は、ユーザーに通知することなく、本サービスの内容を変更し、または本サービスの提供を終了することができます。
第10条（規約改訂）
当社は、必要と認めた場合には、ユーザーに通知することなく本規約を改訂することができ、ユーザーはこれを予め承諾するものとします。
第11条（準拠法・裁判管轄）
本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
本サービスに関して紛争が生じた場合には、当社の本店所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。
以上
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おぉ、こちらもいいですね。安定のGPT-4！
項目がGPT-3.5よりも多く、しっかり書いてくれている印象です。
ユーザーのセキュリティ管理責任、禁止行為の明確化、サービスの提供停止や中断の可能性、規約違反に対する制限や登録抹消、サービス提供者のリスク管理などを明確に書いてくれています。ユーザーとサービス提供者の権利と責任を定めるための重要な要素です。
素晴らしいですね。
では最後は！
GoogleBard
Taskly利用規約
1. 定義
この利用規約において、以下の用語は、以下の意味で使用されるものとします。
「本サービス」とは、Tasklyが提供する情報管理サービスのことをいいます。
「利用者」とは、本サービスを利用する者のことをいいます。
「アカウント」とは、利用者が本サービスを利用する際に作成するアカウントのことをいいます。
「コンテンツ」とは、本サービスに含まれるテキスト、画像、音声、動画、ソフトウェア、コード、およびその他の情報のことをいいます。
「プライバシーポリシー」とは、本サービスにおける個人情報の取り扱いに関するポリシーのことをいいます。
2. 利用条件
利用者は、本サービスを利用するにあたり、以下の条件を遵守するものとします。
利用者は、本サービスの利用にあたり、利用規約およびプライバシーポリシーに同意するものとします。
利用者は、本サービスを利用するにあたり、正確かつ最新の情報を提供するものとします。
利用者は、本サービスを利用するにあたり、悪意を持って本サービスを利用しないものとします。
利用者は、本サービスを利用するにあたり、本サービスの権利および利益を侵害する行為を行わないものとします。
3. アカウントの作成と管理
利用者は、本サービスを利用するにあたり、アカウントを作成する必要があります。アカウントの作成には、利用者のメールアドレスとパスワードが必要です。
利用者は、アカウントの管理責任を負うものとします。利用者は、アカウントのパスワードを厳重に管理し、第三者に知られないようにするものとします。利用者は、アカウントが不正に使用された場合は、直ちにTasklyに連絡するものとします。
4. コンテンツの利用
利用者は、本サービスに含まれるコンテンツを、本サービスの利用規約に従って利用することができます。利用者は、本サービスのコンテンツを、著作権法およびその他の法律に違反する方法で利用してはならないものとします。
5. 責任の制限
Tasklyは、本サービスの提供にあたり、最大限の努力を払うものとしますが、本サービスに含まれるコンテンツの正確性、完全性、および最新性について、いかなる保証も行いません。Tasklyは、本サービスに含まれるコンテンツの使用に関連して、利用者に生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。
6. 変更
Tasklyは、いつでも本利用規約を変更することができます。利用者は、本利用規約の変更に同意しない場合は、本サービスを利用を停止するものとします。
7. 準拠法と管轄裁判所
本利用規約は日本法に準拠し、日本法に基づいて解釈されるものとします。本利用規約に関連する紛争は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
8. 通知
Tasklyから利用者への通知は、Tasklyのウェブサイトに掲載することにより行われるものとします。利用者は、Tasklyのウェブサイトを定期的に閲覧し、通知を確認するものとします。
9. 完全合意
本利用規約は、利用者とTasklyとの間の本サービスの利用に関するすべての合意を構成するものであり、口頭または書面の以前の合意、理解、または合意に優先するものとします。
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おぉ、こちらもいいですね。GoogleBard。内容としてはGPT-3.5に近いようなあっさり目の記述かと思います。
8. 通知などは利用者に対してちゃんとウェブサイト確認してねーの感じがあっていいですね。
これでそんなの知らないよ問題をか解決できるかもしれできるかもしれません！
弊社サービスが規約の変更権を保有している記述もGoodですね！
全体的にこれは使えそうだ！
まとめ
っということでいかがでしたでしょうか。
まとめるとこんな感じでしょうか。
GPT-3.5
第1条（適用範囲）
第2条（利用登録）
第3条（利用料金）
第4条（禁止事項）
第5条（知的財産権）
第6条（免責事項）
第7条（利用規約の変更）
第8条（準拠法及び管轄裁判所）
GPT-4
第1条（適用）
第2条（利用登録）
第3条（ユーザーID及びパスワードの管理）
第4条（禁止事項）
第5条（本サービスの提供の停止等）
第6条（著作権）
第7条（利用制限および登録抹消）
第8条（保証の否認及び免責事項）
第9条（サービス内容の変更等）
第10条（規約改訂）
第11条（準拠法・裁判管轄）
GoogleBard
1. 定義
2. 利用条件
3. アカウントの作成と管理
4. コンテンツの利用
5. 責任の制限
6. 変更
7. 準拠法と管轄裁判所
8. 通知
9. 完全合意
内容充実しているのはGPT-4でスピードはGPT-3.5が一番といった内容です。
3つ全部良いところをとっていくと一番ベストな利用規約の初案ができるのではないでしょうか。
やっぱり大好き生成AI！色々と生成してくれますが、今回の生成もかなりいいのではないでしょうか。
やはりこれからの時代はいかに上手に生成AIを使えるかが鍵になると思います。
今回の記事がみなさまの何かの参考になりましたら幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
弊社はChatGPTに関しての開発ノウハウがあるので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
原稿執筆
株式会社GROWTH JAPAN TECHNOLOGIES 我妻裕太
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